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Posted by naturum at

2008年08月29日

DENKI BRAN

東京浅草にある、『神谷バー』



神谷バーに、デンキブランと名付けられたカクテルが登場して、およそ百年。

                  デンキブラン
                
電気がめずらしい明治の頃、目新しいものというと何でも『電気○○○』などと呼ばれ、
『舶来のハイカラ品』と人々の関心を集める流行りのお酒でした。
さらにデンキブランは、ものごっつい強いお酒で、当時はアルコール45度ビックリ

それがまた電気のイメージとダブって、この名前がピッタリだったんですね。

デンキブランのブランはカクテルのベースになっているブランデーのブラン。
そのほかジン、ワインキュラソー、薬草などがブレンドされています。
しかしその分量 だけは未だもって秘伝


温かみのある琥珀色、ほんのりとした甘味が当時からとても人気らしい。
ちなみに現在のデンキブランアルコール30度、電氣ブラン<オールド>40度です。

大正時代は、浅草六区(ロック)で活動写真を見終わると、
その興奮を胸に一杯十銭のデンキブランを一杯、二杯。
それが庶民にとっては最高の楽しみ。

もちろん、今も神谷バーは''下町の社交場''




そんな神谷バーに行ってきたオヤジが、
お土産にと買ってきてくれました。

さすがオヤジ。
ハイオク(アルコール40度)電氣ブランじゃん。
コレ飲んだらイチコロちゃうかな?





私は、「忘れるために飲む派」です。  


Posted by yo! at 23:28Comments(0)ごちそうマンマ