春告魚

yo!

2010年03月13日 17:29

瀬戸内地方に春の訪れを告げる魚、「いかなご」。

シラスによく似た稚仔魚で、「いかなる魚の子か?」という意味から名付けられたそうです。

近所のスーパーで、今届いたばかりのぴちぴち新鮮いかなごを発見!
これは「くぎ煮」を作って、春を感じねばっ

美味しい「くぎ煮」を作るには、鮮度が要なので、ダッシュで帰宅。

いかなごの「くぎ煮」とは、生の新子を佃煮にしたもので、
できあがりが「折れた釘」のように見えるためこう呼ばれています。


ピカピカに輝く新鮮いかなご
気合入れて、作るぞぉ~

【いかなごのくぎ煮レシピ】 
・新鮮極まりない生いかなご 1kg
・濃口醤油 100cc
・たまり醤油 100cc  (たまりを加えることでコクがでる)
・酒 150cc
・ざらめ 180g
・みりん 150cc
・土しょうが 100g
・実山椒 1つかみ

①いかなごをやさしく洗い、ザルにあげてしっかり水を切る
②大きめの鍋に調味料をすべて入れ、強火で煮立たせる
③いかなごを数回に分けて②に投入し、手で調味料と馴染ませる
 (手でやさしく馴染ませる・・・魚は冷たいので躊躇わずに手で混ぜる)
④灰汁を丁寧にとる(ここでも強火)
⑤穴を開けたアルミホイルで落し蓋をし、いかなごを煮汁の泡で包み込む
 (ふきこぼれない程度の強火で!)
⑥煮汁が見えなくなってきたら中火におとし、さらに数分煮詰める
⑦とろ火に落とし、さらに数分煮詰める(焦がさないように注意する)
⑧煮汁が粘りをもち、鍋を傾けて少なくなったら火を止め、鍋を煽って煮汁を全体に馴染ませる
⑨ザルにとって煮汁を切り、うちわで扇いで一気に冷ます(急冷することで照りが増す)

ポイント1:新鮮ないかなごを仕入れること!
鮮度が悪い個体を煮ると、腹が割れ、形がくずれてボロボロになります。

ポイント2:煮ている途中に絶対にかき混ぜないこと!
箸で触ると、形が崩れてボロボロになります。

個人的には5cm程度の魚が煮崩れしにくく、歯ざわりもあって好きです


しょうがたっぷり、実山椒まで入れて、イイ感じに仕上がりました。


こりゃ~しばらくは『春の肴』で呑めますばいっ







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