伝説の昆布
毎日毎日、100人以上のじじばばが行列する、有名な昆布のお店
『神宗』。
関西の百貨店(高島屋・大丸)にも店舗があるので、ご存知の方も多いはず。
阪神百貨店(梅田店)に店舗があった時には(今はない)、
毎朝ものすんごい長蛇の列ができていました。
若かりし頃の
yo!は、
「なんじゃ?このじじばばの行列は!?」
と思っていたものでした。
しかし、
好奇心旺盛なyo!は、ふとした切欠で、その行列に並ぶことがあったんです。
行列している間に、前のおばあちゃんに聞いてみました。
「これは何ば買うとに並んどるとですか?」
「これはね、
神宗っちゅう昆布屋さんの
徳用塩昆布を買うためよ。
めちゃくちゃ美味しいんやでぇ~。一度食べたら病みつきになるでぇ~」
目を爛々と輝かせて力説する、見ず知らずのおばあちゃんを信じて買って帰りました。
その日の夜、
お酒のアテにと、さっそく食べてみると・・・・
コリコリまいう~
昆布の旨味が
ギュっと濃縮されて、ほんのり甘い!
直火釜を使って一釜一釜ていねいに炊き上げられているので、
昆布の旨みと甘みが最大限に引き出されとるっ!!
スーパーなんかで売られている物とは、味も香りも全く違います。
北海道道南地方の限られた地域の中から
厳選した
『天然真昆布』を
100%使用した塩昆布、
といっても、塩がまぶしてある昆布ではなく、
佃煮。
一度食べたら病みつきになるこの
『激うま塩昆布』、
正規品はどこの店舗でも手に入りますが、
徳用塩昆布が手に入るのは、
淀屋橋本店だけ。
徳用塩昆布とは、
正規品に「角切り」を使用した後に残る昆布の
「端っこ」を使用しているんです。
「端っこ」は、形が不揃いで、肉厚も薄いため
「自宅用」として、安く買えちゃうんです。
(
正規品は、結構なお値段します。)
同じ
天然真昆布を使用しているので、角切りを使用した
正規品と味はほぼ同じ。
美味いものを食べ慣れて舌が肥えたじじばば達が、あれだけ行列して買い求めるのも分かります。
『ひとくち』で大ファンになりました。
最初は、お酒のアテに5、6枚、
途中で、ごはんにのっけて一口、
最後は、お茶漬けに・・・
う~ん、これは美味い!
yo!の素朴なギモン:なんで
昆布は
ゆ~らゆらしとるのに、海の中で
ダシがでねぇ~んだろー?
浸透圧のカンケイでしょうか・・・?
ま、美味いから、いっかー
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