Viva 和歌山!
山椒の生産量が全国で最も多い和歌山県。
今、まさに収穫真っ盛りです。
生の実山椒を下茹でして灰汁抜きし、冷凍しておけば、
青魚の煮物、ぬか漬け、ちりめん山椒にと、大活躍の薬味となります。
生の実山椒を求めて向かったのは、
以前の記事でもとりあげた、和歌山県紀の川市にある
「めっけもん広場」。
JAが経営する
ファーマーズマーケット。
新鮮野菜と
アレを仕入れに、ちょくちょく通っています。
アレが何かはさておき、道中で
なんとも不思議な光景を目にしました。
何千、何万もの坊主たちが身を寄せ合っている
不思議な光景。。。
きゃー
何千、何万と身を寄せ合う
『ネギ坊主』の集団。
これ何用でしょう?食べるとかいな??
「めっけもん広場」に到着すると、相変わらずものすんごい人。
最近は神戸・大阪からも観光バスに乗っておばちゃん達がやってくるらしく、駐車場は大渋滞。
こんな時はバイクに限ります。
渋滞フリーでス~イスイ♪
店内に入ると、これまた人、人、人。
おばちゃん達をかきわけて、
新鮮野菜と
実山椒と
アレをゲットしました。
この
「めっけもん広場」は、JA沖縄と提携しているらしく、沖縄野菜も安く販売されています。
大好物の
「島らっきょう」を見つけたので、迷わずカゴへ。
突然ですが、ここで
クイズターイム☆
今回、店内を見渡して、
一番大量に売られていたものは何でしょう?
今の時季、一番市場に出回る
アレですよ、
アレ。
山椒ぢゃなくて・・・・、和歌山と言えば・・・。
そう!
梅です。
ものすんごい立派な
青梅が、ゴロゴロ山ほど入って
激安価格で売られています。
これで
梅酒を作ると美味しいんです~。
ちゅ~ことで、本日の戦利品。
・
にんじん
・
きゅうり
・
島らっきょう
・
朝倉山椒
・
おもちゃかぼちゃ
・
アレ(親鳥の肝)
※
「朝倉山椒」は、トゲが無く香りが強いが辛味はあとまで残らない
ブランド山椒。
さぁ~!新鮮なモノは新鮮なウチにちゃちゃっと料理しないとねぇ~
まずは
【親鳥の肝煮】
見てください!この見事な黄土色!
成熟した親鳥の肝は、濃厚なコクと旨味が凝縮されている、まさに極上品!
そして
【ちりめん山椒】
新物の山椒がピリッっと効いて、焼酎が止まりません。
先週末にひきつづき、今週末も豪華版。
・
新鮮タチウオの塩焼き(卵2尾分)
・
冷奴(島らっきょうのネギ部分のせ)
・
島らっきょうおかかまみれ
・
カラフルサラダ
・
親鳥の肝煮
・
山ねこロック
新鮮野菜と海の幸、今日は
アレも加わって、
こりゃ~酒が止まらんばいっ!!
Viva! 和歌山っ!!!
【Recipe】
①親鳥の肝煮
・親鳥の肝 食べたいだけ
・生姜 1欠片(多めに入れた方が美味しい)
・ごま油 適量
・ざらめ 隠し味程度
・濃口醤油 適量
・ワイン(ロゼ) 適量(普通は料理酒ですが、今日は洒落てみました)
・みりん 適量
・片栗粉 少々
①フライパンにごま油をしき、下処理をした肝を加え、色が変わるまで炒める。
②ざらめを加え、さっと炒め、ワイン、醤油、みりん、生姜の千切りを加えて
煮汁が少なくなるまで中火で煮る。
③最後に水溶き片栗粉を少し入れて、煮汁にとろみをつける。
煮汁にとろみをつけることで、照り照りに仕上がり、具の乾燥も防げます。
②ちりめん山椒
・ちりめん 100g
・実山椒 好きなだけ(下茹でして灰汁抜きしたもの)
・濃口醤油 25g
・薄口醤油 25g
・酒 50g
・ワイン(ロゼ) 50g(試しに入れてみました)
・みりん 10g
・酢 5g
①ちりめんに酒とワインを加えて水分がなくなるまで酒煎りする。
②合わせ調味料を加えて馴染ませ、実山椒を加え、水分がなくなるまでじっくり煮詰める。
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