肉骨茶
このタイトルを正確に読めた人、かなりのマレーシア通です。
肉骨茶と書いて
『Bah Kut Teh(バクテー)』と読みます。
ですが、飲むためのお茶ではありません。
今年の4月に訪れた
マレーシアで出会った、衝撃的な料理の一つ。
マレーシアは、
マレー系、
インド系、
中国系と
多様な人種が入り混じっているので、色んな料理が楽しめます。
この
肉骨茶(バクテー)は、どんな
中華料理かというと、
スペアリブ(肉骨)や色んな
内臓を
漢方薬(漢方茶?)のスープで煮込んだ料理。
スペアリブから出る濃厚なスープが漢方のスープとマッチして、なんとも
異国の味。
スペアリブは長時間、弱火でコトコト煮込んでいるので、
口の中でホロホロとろけ、油っぽさはあまり感じられません。
油を分解すると言われている
中国茶を飲みながら食べるので、
ダイエット中の方にもおススメの一品。
マレーシアでは休日の朝に食べることが多いらしい。
これが、現地(コタキナバル)で食べた
バクテー。
スペアリブに、豚足、ぞうきんみたいなホルモンと
くるくる丸まった正体不明のホルモンをチョイス!
これに、ナシ(ごはん)と中国茶がセットで付いてきます。
【一口メモ】
マレー系の人はイスラム教徒なので豚肉を扱っている中華系屋台には行きません。
中国系の人はマレー系屋台でもインド系屋台でも、ウマイものがあれば何処へでも現れます。
知り合いから、
『肉骨茶の素』を頂いたので、
懐かしい味を思い出すべく、
自家製バクテーを作ることにしました。
でも、スペアリブなんか入れて作っても面白くないし、
豚のホルモンなんて、我が家にはない・・・。
何かイイものないかな~?と、冷凍庫を弄(まさぐ)っていると、
イイもの発見!!!
沖縄の公設市場で買ってきた
豚の顔!
(フツーの家庭の冷凍庫には、こんなのナイですよね・・・)
ついでに
テビチ(豚足)も発掘!
バクテーの具材、決定!
圧力鍋で、たった15分煮込むだけで、完成!
左の塊が
豚の鼻なんですが、さすがに
グロいので横にしときました。
「よ~こげなモン食べるね~」
って思ったヒト!
食わず嫌いはイカンとです。
まずは何でも食べてみんしゃい!
何事も経験が大事とです。
コラーゲンたっぷりの
豚の顔肉を食べれば、お肌ぷりぷりっ!
是非バクテーを食べてみたいっ!
という方は、
『自然堂食品』で
『肉骨茶の素』を購入できます。
いろんな具材を入れて、お試しあれ。
翌朝起きたら、
ブタっ鼻になってるカモ!?
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