世界自然遺産『知床』

yo!

2008年09月09日 21:15

北海道の一人旅も今日で最後。

以前から行きたかった場所があるです。

それは、2005年7月に
世界自然遺産に登録された『知床』。


せっかく行くなら、早朝の知床を満喫したいっ!
と思い、早朝から知床五湖に向かいました。

静かな湖面に知床連山を映し出す知床五湖は、
知床随一の観光スポットでありながら、知床の大自然を満喫できる場所。
野生動物も多く生息しており、ヒグマも頻繁に目撃されるため、入場できない場合もあります。


            

前日に自然センターに問い合わせたところ、
この時季のヒグマは、サケを獲りに川へ向かうため、
知床五湖に出没する確率はあまり高くない、とのこと。









じゃ~安心じゃん!

気持ちにゆとりを持って知床に到着しました。
それにしても、空気がウマイっ!





三脚とタイマーを使って一人で記念撮影していると・・・






      あんた一人で何ばしよっとね?

と、不思議そうにこちらを見つめるエゾシカちゃん




エゾシカちゃんにバカにされながら、立ち寄ったのは
『乙女の涙』とも言われる『フレペの滝』


岩の割れ目から流れ出す細い水の流れは、なんとも繊細な美しさ
海鳥の繁殖期らしく、対岸の断崖には無数の海鳥たちが飛び交っていました。






そしていよいよ『知床五湖』に到着。
早朝(7:30)知床五湖は、観光客も全くおらず、
静かな湖面に映った知床連山を満喫できました。



それにしても、鳥の鳴き声が鳴り響く中、湖面を見ながらの散策は格別です。






いやぁ~、やっぱ大自然はいいねぇ~!






と思ったその時、






        こ、これはもしや!?
レオナルド熊さんの爪痕?


熊さんサケ食べに行って、いないって言ってたじゃん!?


「早朝は熊に出会う確率が一番高い」と聞いていたので、
何の武器もなく一人で散歩している自分が、
【カモネギ状態】であることは言うまでもありません。


急に不安になり、歩くペースが速くなっちまいました・・・。


ちなみに、熊さんに出会った場合の対処法、どれが正解でしょうか?

ハチミツを投げて餌付けする。
死んだフリをして、その場に倒れこむ。
熊さんとの間合いをとり、ゆっくりと後ずさりする。
正道会館空手の角田さんみたいに、本気で熊と格闘する。



正解は、番。
間違っても、死んだフリなんかしちゃダメです。
お腹を空かせた熊さんに食べられちゃいます。






その後向かったのは、知床の奥地にある『カムイワッカ湯の滝』

硫黄岳の中腹から流れ出た湯が滝となり、
この滝の上では天然の露天風呂が形成されているそうです。







こうなりゃ、サケのごとく遡上するのみっ!
おもむろに靴を脱ぎ捨て、ツルツル滑る滝の断崖を遡上しました。





そして・・・





               ザブ~ん!!!!
程よい深さの窪みを見つけて、入水!!



まわりには、いっぱい観光客がいましたが、気にせず すっぽんぽん!


ちなみにこの写真、20代のお姉ちゃんに撮ってもらいました。



大自然の中でのすっぽんぽん入浴、
        サイコー!!!  


(入浴は許可されていますが、ホントに入浴する人は珍しいそうです・・・)






こうして北海道への一人旅は無事に幕を閉じたのでした・・・。


                     【北海道での戦利品】



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